転職活動中、2つ重視していたことがありました。
1つはキャリア形成にポジティブな組織であることです。
具体的には女性であることなど、個人の属性が壁にならず、一人の人間として扱ってくれることです。
2つ目は成長中の環境でマネジメント経験を積むことができる組織であることです。
前職では3人のチームをマネジメントしていましたがそれよりも多い人数のチームを持ちたいと考えていました。
また、転職活動中にスパイダープラスの先輩社員や役員のお話を聞きました。
単に組織の中の1人という観点にとどまらない、会社それ自体の今後の成長についても具体的にお聞きすることができ、私自身が求めるものがあると思いました。
そういう環境に身を置くことで、業務の幅と経験を広げることができる、と感じたのです。
宮﨑さんがスパイダープラスへの入社を決める際、どんなところに目を留めましたか。
現在の業務内容を簡単に教えてください。
私がまとめているのは5人のチームで、日々奮闘しています。
「オフィスや働く環境づくりを通じて会社の第二創業期を支える組織」をチームのvisionに掲げ、他部門のお力も借りながら社員のみなさんが安心して会社のミッション・バリューを体現できるよう、環境づくりを行っています。
総務部門は目の前にやってきたことをこなすことが多くなりがちです。
さらにバックオフィス系業務は営業系部門のように頻繁なチームの入れ替えがあるわけでもありません。
スパイダープラスは成長中の組織で、物事もものすごい速さで変わっていくため、受け身の姿勢で仕事をこなすのでは、とてもミッションを体現することにはなりません。
そのために、常に中長期的に物事を捉えて、組織にとって必要なことをこちらが見つける姿勢でいることが重要だと考えています。

スパイダープラスで働いて1年以上が経過しましたが、その中でご自身の成長を感じることはありましたか。
これまであまり得意ではなかったことを、以前よりもできるようになったと感じることがあります。
私自身は何かを明確に言葉で表現することをあまり得意としてこなかったのです。
ただ、チームを率いるからには目指す方向性などを明確にメンバーに伝えて共有する必要があります。
途中からマネージャとして入ったために、わからないことも多々ありましたが、メンバーに支えられながら毎日業務に取り組む中で、こうした成長についても、気づけば感じるようになりました。
チームを率いる立場ではありますが、育ててもらっているという感覚さえあります。
また、そうした信頼は自分自身が言語で表現した方向性をまずは体現しなくては、と思う、モチベーションの一端にもなっていると思います。
スパイダープラスを選んで良かったと思うことを教えてください。
1つは人がいいということです。皆が口を揃えて言うことですが、スパイダープラスは人柄が良い人が働いていると感じています。
もう1つはバックオフィス系職種にも顧客現場理解を促す機会があり、自社の事業やお客様について具体的に知る機会があることです。
総務部門はオフィスの契約など、不動産業界の方と接する機会もあるのですが「バックオフィスの方でも事業理解があるんですね」というお言葉を頂くことがあります。
顧客理解を重視する社風のおかげで、頂いたご質問にも答えることができて信頼を得やすくなっていると思います。

バックオフィスからとらえたスパイダープラスの姿は、入社を決める頃に感じた「一人の人間として扱う」姿勢が職種においても共通しているようですね。
そう思います。
実際、女性であることが壁になるようなことがないですし、個人のキャリア形成についてもそれぞれの志向に応じた選択肢があります。
それに、組織がまだ成長をしつづけていることもあり、自分たちで物事をイチから作っていくことができるものがまだまだあり、それはキャリア形成においても言えることではないかと感じています。
今後目指す方向性について教えてください。
スパイダープラスは現在第2創業期と銘打って、新たな成長段階の只中にあります。
変化やそのスピードそれ自体を楽しむことができるためには柔軟性を備えていることが必要になってくるはずです。
300名以上が働く組織なので、300以上の働くスタイルや信念があります。
一方でそれぞれのスタイルが変化に対する足かせにならないことも重要です。
これは個人だけではなくチーム運営でも同じことが言えると思います。
目まぐるしい変化の中で、芯のある柔軟性をもって働く、とでも言いましょうか。
例えて言うならそういうものを目指したいです。
もう1つ、私がとても大切にしていることがあります。
変化を楽しんで笑顔で働くことです。
スパイダープラスでも、「“働く”にもっと「楽しい」を創造する」をミッションにしていますが、お客様の働く喜びのために事業をしていることを考えると、そうした事業に携わる一人ひとりが楽しくあるために、総務が笑っていることはやっぱり大事だと思うんです。
